水害を想定した合同避難訓練を行いました
2025年12月18日
先日、水害時を想定した合同避難訓練を、お隣メディカルホーム荒子の皆様と一緒に行いました。
お昼の休憩中に、記録的な豪雨が発生し、庄内川が氾濫。建物内に浸水が始まり、最大で3メートルの浸水が想定されると言う状況のもと、建物3階への避難を行いました。

体験型の訓練ということで、実際に動いてみて、初めて気づくことも多くありました。
担架での搬送は、想像以上に重く、時間がかかります。職員同士が声を掛け合いながら、協力することの大切さを実感しました。一方で、自立されている入居者の方は、見守りのもと比較的スムーズに避難することができました。

また、避難の際に何を持って逃げたら良いのかわからず、困ったと言う声がたくさんありました。さらに、避難後の点呼では、人数や居場所の確認に戸惑い、スムーズに行うための工夫が必要だと言う課題も見えました。

今回の訓練を通して、日ごろの備えと近隣施設との協力体制が重要であることを改めて実感しました。状況設定を変えて、定期的に避難訓練を行っていきたいと思います。
横井 ひとみ
